「自分の語彙力って実際どのくらいなの?」と気になったことはありませんか?語彙力は仕事のメールや日常会話、読書理解など、あらゆる場面に影響する重要なスキルです。しかし、自分のレベルを客観的に把握できている人は意外と少ないものです。この記事では、無料で今すぐ使える語彙力診断サービスを5つ厳選して紹介します。選び方のポイントや診断後の学習法まで網羅しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
【無料】語彙力診断サイト・アプリおすすめ5選

数ある語彙力診断サービスの中から、無料で利用でき・信頼性が高く・目的に応じて使い分けられる5つを厳選しました。
それぞれの特徴や向いている人を詳しく解説しますので、自分に合ったサービスを見つけてください。
Weblio語彙力診断|会員登録不要で3分で完了
Weblio語彙力診断は、国内最大級の辞書サービス「Weblio」が提供する語彙力測定ツールです。
最大の特長は会員登録不要・無料・約3分で完了という手軽さにあります。
診断の仕組みはシンプルで、提示された単語に対して「意味を知っているか/知らないか」を選択していく形式です。
問題数は約30問前後で、選択した回答をもとにアルゴリズムが語彙保有数を推定します。
結果は推定語彙数(〇〇語)という形で表示されるため、自分の語彙量を数値として把握できます。
「まず自分の現在地を知りたい」「診断に時間をかけたくない」という人に最もおすすめのサービスです。
- 対象:小学生〜一般社会人
- 所要時間:約3分
- 登録:不要
- 結果形式:推定語彙数の表示
- URL:https://www.weblio.jp/(語彙力診断コーナーより)
語彙推定テスト(NTT研究所)|科学的根拠に基づく正確な測定
NTTコミュニケーション科学基礎研究所が開発・公開している語彙推定テストは、学術的な裏付けを持つ診断ツールです。
このテストは「語彙判断課題」と呼ばれる心理言語学の手法を採用しており、単なる知識確認ではなく認知処理の速さや正確さも考慮した測定が可能です。
提示される単語は「実在する日本語」と「それっぽく見える造語(非語)」が混在しており、どちらかを素早く判断する課題が続きます。
この方式により、「なんとなく知っている」ではなく確実に語彙として定着しているかどうかを測定できます。
所要時間は約10〜15分と他のサービスよりやや長めですが、その分精度の高い結果が得られます。
「診断結果の信頼性を重視したい」「研究データと比較したい」という人に特におすすめです。
- 対象:中学生以上〜一般社会人
- 所要時間:約10〜15分
- 登録:不要
- 結果形式:語彙保有数の推定値・パーセンタイル表示
- 開発元:NTTコミュニケーション科学基礎研究所
goo辞書 語彙力診断|ビジネス・慣用句など分野別に測定可能
goo辞書が提供する語彙力診断は、ビジネス用語・慣用句・四字熟語・一般語彙など分野ごとにスコアを確認できる点が大きな特長です。
「全体の語彙量はわかったけど、どの分野が弱いのかを知りたい」というニーズに応えるサービスです。
たとえば、ビジネスシーンで頻出する専門用語や慣用句のスコアが低いと判定された場合、その分野に特化した学習を優先できます。
問題形式は4択の意味選択問題が中心で、直感的に回答できます。
所要時間は約5〜10分程度で、結果画面では分野別の達成度グラフが表示されるため、自分の強み・弱みを一目で把握できます。
就職活動中の学生や、ビジネスコミュニケーションを強化したい社会人に特に向いています。
- 対象:高校生〜社会人
- 所要時間:約5〜10分
- 登録:不要(一部機能は登録推奨)
- 結果形式:分野別スコア・グラフ表示
- URL:https://dictionary.goo.ne.jp/(語彙力診断コーナーより)
語彙力診断アプリ|スマホで毎日続けられるゲーム感覚テスト
スマートフォンアプリを活用することで、語彙力診断を毎日のスキマ時間に継続できるようになります。
代表的なアプリとして、「語彙力アップ 一般常識・漢字」(iOS/Android対応)や「毎日ことば検定」などが人気を集めています。
これらのアプリの特長は、ゲーム感覚で問題をクリアしていく仕組みを採用している点です。
レベルアップ機能・連続達成ストリーク・ランキング機能などのゲーミフィケーション要素が「また明日もやろう」というモチベーションを維持させます。
1回あたりのプレイ時間は3〜5分程度と短く、電車の中や昼休みなど、ちょっとしたスキマ時間を活用できます。
「三日坊主になりがち」「楽しみながら語彙を増やしたい」という人にはアプリ形式が最適です。
- 対象:小学生〜一般社会人(アプリにより異なる)
- 所要時間:1回3〜5分
- 登録:アプリのダウンロード(無料)
- 結果形式:スコア・レベル・ランキング表示
- 入手先:App Store / Google Play にて「語彙力」で検索
日本語検定公式 語彙力チェック|資格取得も視野に入れたい人向け
日本語検定は、文部科学省後援の日本語能力を測る公的資格試験です。
公式サイトでは受験前の力試しとして語彙力チェック問題を無料公開しており、実際の試験形式に近い問題で自分のレベルを確認できます。
試験は1〜7級に分かれており、自分の目標とする級の問題に挑戦することで、現在の実力と目標とのギャップを明確に把握できます。
問題内容は語彙の意味・用法・文章中の適切な語の選択など多岐にわたり、単なる語彙量だけでなく言葉の正確な使い方まで評価されます。
「将来的に資格取得を目指したい」「語彙力を公的に証明したい」という方に最もおすすめのサービスです。
診断後はそのまま受験申込へと進める導線も整っており、学習から資格取得まで一貫してサポートしてもらえます。
- 対象:小学生〜一般社会人(1〜7級)
- 所要時間:約10〜20分
- 登録:不要(チェック問題のみ)
- 結果形式:正解数・解説表示
- 公式サイト:https://www.nihongokentei.jp/
語彙力診断サービス5選を一目で比較【比較表】

5つのサービスの特徴を比較表にまとめました。自分の目的や状況に合ったサービスを選ぶ際の参考にしてください。
| サービス名 | 所要時間 | 登録 | 結果の詳しさ | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| Weblio語彙力診断 | 約3分 | 不要 | 推定語彙数 | 手軽に試したい人 |
| 語彙推定テスト(NTT) | 約10〜15分 | 不要 | 語彙数+パーセンタイル | 精度重視の人 |
| goo辞書 語彙力診断 | 約5〜10分 | 不要 | 分野別スコア | 弱点分野を知りたい人 |
| 語彙力診断アプリ | 1回3〜5分 | アプリDL | スコア+レベル | 毎日継続したい人 |
| 日本語検定公式 | 約10〜20分 | 不要 | 正解数+解説 | 資格取得も視野に入れたい人 |
「まず現在地を知りたい」ならWeblio、「信頼性重視」ならNTT、「弱点発見」ならgoo辞書、「継続学習」ならアプリ、「資格対策」なら日本語検定公式、という形で目的別に使い分けるのがおすすめです。
語彙力診断の選び方|目的別3つのチェックポイント

どのサービスを選ぶかに迷ったときは、以下の3つの観点から自分に合ったものを絞り込みましょう。
所要時間と問題数で選ぶ|サクッと派 vs じっくり派
語彙力診断を選ぶ最初のポイントは、どのくらい時間をかけられるかです。
「今すぐ3分で知りたい」というサクッと派には、Weblio語彙力診断がベストマッチです。
一方、「せっかくやるなら正確に測りたい」というじっくり派には、NTT研究所の語彙推定テスト(約10〜15分)か日本語検定公式(約10〜20分)が向いています。
問題数と所要時間には正比例の関係があり、一般的に問題数が多いほど推定精度は上がります。
初回診断はサクッと系で気軽に試し、本格的に知りたくなったらじっくり系に挑戦するという使い方もおすすめです。
結果の詳しさで選ぶ|偏差値・順位・分野別スコア
診断結果の表示形式は、サービスによって大きく異なります。
「推定語彙数」だけを表示するもの(Weblio)から、「パーセンタイルや偏差値的な位置づけ」を示すもの(NTT)、「分野別スコアをグラフ表示するもの」(goo辞書)まで様々です。
「他の人と比べて自分はどのくらいの位置にいるのか」を知りたいなら、パーセンタイル表示のあるNTT研究所のテストが最適です。
「具体的にどの分野の語彙が弱いか」を把握したいなら、分野別スコアを出してくれるgoo辞書を選びましょう。
学習改善に直結する情報を得たいなら、単なる総合スコアよりも分野別・詳細スコアを重視するのが賢明です。
継続学習への導線で選ぶ|診断後のサポート機能
語彙力診断はゴールではなく、あくまで語彙力向上のスタート地点です。
診断後にそのまま学習コンテンツへ移行できるサービスを選ぶと、継続率が大きく上がります。
スマホアプリ形式のサービスは、毎日の継続を促すプッシュ通知機能・達成バッジ・ストリーク管理などが充実しており、習慣化のサポートが手厚いです。
日本語検定公式サービスは、診断後にそのまま受験申込や公式教材の購入ページへ誘導される導線が整っており、資格取得という明確なゴール設定が継続のモチベーションになります。
「診断で終わらず継続学習したい」という人は、アプリ形式か日本語検定公式を選ぶと良いでしょう。
語彙力診断とは?測定の仕組みと受けるメリット

語彙力診断を受ける前に、そもそも「語彙力診断とは何を測るものなのか」「なぜ受けると良いのか」を理解しておきましょう。
語彙力診断で測れる「認知語彙」と「使用語彙」の違い
語彙力を語るうえで、「認知語彙(受容語彙)」と「使用語彙(産出語彙)」という2つの概念を理解することが重要です。
認知語彙とは、「見聞きしたとき意味がわかる言葉」の総数を指します。
読書や会話の中で「この言葉はこういう意味だ」と理解できる語彙が認知語彙に当たります。
使用語彙とは、「自分から実際に使える言葉」の総数を指します。
文章を書いたり話したりする際に自然に出てくる語彙が使用語彙です。
一般的に、認知語彙は使用語彙よりも3〜5倍多いとされています。
多くの語彙力診断サービスが測定しているのは主に認知語彙です。
「知っている言葉の数」として語彙保有量を推定するアプローチが採用されています。
使用語彙を測るには作文や会話の産出データが必要なため、簡易的なオンライン診断では認知語彙の測定が一般的です。
日本人の平均語彙数は?年齢別の目安データ
NTT研究所などの研究データによると、日本語母語話者の語彙保有数はおおよそ以下の目安とされています。
| 年齢層 | 推定語彙保有数(目安) |
|---|---|
| 小学生(低学年) | 約1万〜2万語 |
| 小学生(高学年) | 約2万〜3万語 |
| 中学生 | 約3万〜4万語 |
| 高校生 | 約4万〜5万語 |
| 大学生・一般成人 | 約5万〜7万語 |
| 語彙力の高い成人 | 約8万語以上 |
ただし、これらはあくまで目安であり、読書量・職業・専門分野によって個人差が大きいです。
また、日本語の語彙総数は広辞苑で約25万語とされており、どんな語彙力の高い人でも全語彙を網羅するわけではありません。
診断結果を見る際は、絶対数よりも年代平均との比較やパーセンタイルを参考にすると自分のレベルがわかりやすくなります。
語彙力が高いと得られる3つのメリット
語彙力を高めることは、日常生活・仕事・学習のあらゆる場面でメリットをもたらします。
① コミュニケーション力の向上
語彙が豊富であれば、自分の考えや感情をより正確に相手に伝えることができます。
ビジネスメールや報告書でも適切な言葉を選べるため、相手への印象と信頼感が向上します。
② 読解力・理解力の向上
知っている言葉が多いほど、文章を読む際に意味を推測する手間が減り、内容理解のスピードが上がります。
専門書や契約書など難解な文章も、語彙力があればスムーズに読み解けるようになります。
③ 思考力・表現力の深化
言語学者の研究によると、人は言葉で思考するため、語彙が豊富なほど思考の解像度が上がるとされています。
新しい概念を理解する際や、複雑な問題を分析する際にも、豊富な語彙が助けになります。
語彙力診断の結果別|語彙力を伸ばす具体的なネクストアクション

診断結果が出たら、次は結果に応じた学習ステップを踏むことが大切です。
レベル別に、効果的な語彙力向上の方法をご紹介します。
結果が「平均以下」だった人の学習ステップ
診断結果が平均以下だったとしても、落ち込む必要はありません。基礎からコツコツ積み上げることで着実に語彙力は伸びます。
ステップ1:毎日1つ新しい言葉を覚える
1日1語でも、1年続ければ365語増えます。スマホのメモやフラッシュカードアプリを活用して、日常語から少しずつ語彙を増やしましょう。
ステップ2:読書量を増やす(特に新聞・ニュース系)
新聞やニュースサイトの記事は、日常生活頻出語彙が豊富に含まれています。
毎日1本の記事を読み、知らない言葉を調べてメモする習慣をつけることが最も効果的です。
ステップ3:語彙力アップ用ドリルを活用する
書店で販売されている「語彙力強化ドリル」や「漢字検定対策問題集」は、体系的に語彙を増やすのに役立ちます。
結果が「平均〜やや上」だった人の学習ステップ
平均レベルに達している場合、語彙の質と使いこなしにフォーカスすることが次のステージへの近道です。
ステップ1:類義語・対義語を意識して学ぶ
「悲しい」「哀しい」「切ない」「悲愴」など、意味が近い言葉のニュアンスの違いを意識して覚えることで、表現力が格段に向上します。
ステップ2:実際に語彙を使ってみる(アウトプット学習)
新しく覚えた言葉を日記や SNS の投稿で積極的に使うことで、認知語彙から使用語彙へと定着させましょう。
ステップ3:専門分野の語彙を強化する
自分の仕事や興味分野に関連する専門書・専門誌を読み込むことで、特定ジャンルの語彙を集中的に増やせます。
結果が「上位」だった人の学習ステップ
上位レベルにいる人は、さらなる高みを目指すために質・深さ・専門性を意識した学習が有効です。
ステップ1:古語・文語・専門用語の習得
現代語の語彙は十分に持っている場合、古典文学・学術論文・法律文書など難易度の高いジャンルに挑戦することで、語彙の幅をさらに広げられます。
ステップ2:語源・語構成を学ぶ
漢字の部首・語源・接頭辞・接尾辞を理解すると、未知の言葉に出会ったときに意味を推測する力(語彙推測力)が向上します。
ステップ3:語彙力を証明する資格に挑戦する
漢字検定1〜2級・日本語検定1〜2級・国語能力検定などの上位資格に挑戦することで、語彙力を客観的に証明しつつ、さらに高いレベルの言葉を習得できます。
語彙力診断に関するよくある質問

Q. 語彙力診断の結果は正確ですか?信頼性の根拠は?
A: 無料の語彙力診断は100%正確とは言えませんが、NTT研究所のような学術機関が開発したテストは信頼性の高い手法(語彙判断課題)を採用しています。
Weblioやgoo辞書などの大手サービスも、大量のユーザーデータを統計処理した上で推定値を出しており、目安として十分参考になります。
あくまで診断結果は「現在地の目安」として活用し、複数のサービスで試して結果を比較するのがおすすめです。
Q. 語彙力診断は何歳から受けられますか?子ども向けはある?
A: 多くのサービスは小学生から受けられます。
日本語検定は7級(小学1〜2年生レベル)から設けられており、子ども向けの設計になっています。
Weblioやgoo辞書の診断も漢字にふりがなが振られているものが多く、小学校高学年程度から受験可能です。
スマホアプリの中には子ども向けに特化した語彙・漢字学習アプリも多く、親子で一緒に楽しめるものもあります。
Q. 語彙力は何歳からでも伸ばせますか?
A: はい、語彙力は何歳からでも伸ばすことができます。
研究によると、語彙力は60代・70代になっても継続して向上することが示されており、他の認知機能と比べて加齢の影響を受けにくいとされています。
継続的な読書・学習・アウトプットを続けることで、どの年代でも語彙力を伸ばすことは十分に可能です。
Q. 語彙力診断の結果を就活・履歴書に活かせますか?
A: 無料の語彙力診断の結果自体を履歴書に記載するのは一般的ではありません。
ただし、診断結果を踏まえて日本語検定や漢字検定などの公的資格を取得することで、語彙力・国語力を客観的に証明する資格として履歴書に記載できます。
特に日本語検定2級以上・漢字検定2級以上は、就活や転職の場で一定の評価を得られる資格です。
まず無料診断で現在地を把握し、目標の資格取得に向けた学習計画を立てるという活用法がおすすめです。
まとめ|語彙力診断で現在地を把握して学習をスタートしよう

今回ご紹介した語彙力診断サービスと、その活用法についておさらいします。
- Weblio語彙力診断:会員登録不要・3分で完了。まず手軽に試したい人に最適。
- NTT研究所 語彙推定テスト:学術的根拠に基づく高精度な測定。信頼性重視の人向け。
- goo辞書 語彙力診断:分野別スコアで弱点を可視化。ビジネス語彙を強化したい人向け。
- 語彙力診断アプリ:ゲーム感覚で毎日継続できる。習慣化したい人向け。
- 日本語検定公式:資格取得への導線が充実。公的証明まで目指したい人向け。
語彙力を伸ばすための第一歩は、現在地を正確に把握することです。
どのサービスも無料で今すぐ試せますので、まずは気になるものから診断を受けてみましょう。
診断結果を手に入れたら、本記事で紹介したレベル別の学習ステップを参考に、語彙力向上の学習をスタートさせてください。
語彙力は、すべてのコミュニケーションの土台です。今日から少しずつ積み上げていきましょう。


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